本の感想,  自伝

ヴァージン④ リチャード・ブランソン著

前回の続き。

 

本「ヴァージン」より、

リチャードの性関係・女関係についてシリーズでお伝えしていた。

 

①初オナニー

②校長先生の娘シャーロットとの初体験

③ハウスボートでのマンディとの刺激的な出会い

④まるで妖精のようなブロンドヘアのアメリカ人女性、クリステンとの出会い

⑤最愛の女性、ジョーンとの出会い

 

前回は④の途中までだったから、

第4回目の今日は④−2として始めさせていただく。

 


 

④−2 まるで妖精のようなブロンドヘアのアメリカ人女性、クリステンとの出会い

 

前回からの続きである。

 

(以下、原文引用)

 

「クリステンと結婚して2年目に、メキシコへ休暇に出かけた。

 

私たちはうまくいっていなかった。

結婚した後、

彼女はハウスボートを売って家に移ろうと言い張った。

自分の絵を描くスペースがもっと欲しくて、

アルベルタ号は狭すぎると彼女は思っていた。

はじめは譲歩しようとして、

私は船引き道沿いに係留してあったデュエンデ号というもう一隻の大きなハウスボートを買った。

 

それでも彼女は満足しなかったので、

私はデュエンデ号をヴァージン・レコードの歌手の一人だったケヴィン・エイヤーズに売った。

クリステンは、

ポートベロー・マーケットからちょっと入った所で、

ヴァーノン・ヤードの我々の事務所から二つ目の通りのデンビー・テラスに小さな家を見つけ、

我々は船上の生活から上陸することになったのだった。

 

デンビー・テラスでの生活は、

ヴァージンの社員やバンドの連中が毎晩出たり入ったりするので、

クリステンは心の休まることがなかった。

彼女は、

私たちには全くプライバシーがないと、当然のことながら噛み付いた。

私は一日中働いていて、

二人の生活と仕事の時間との境界線がなかったということで、

彼女はますます欲求不満になっていった。

 

クリステンと私は、

お互いに奇妙な性的アレルギーがあった。

性交渉をすると、

必ず私の体中に痛い発疹が広がり、

治るまで約3週間かかった。

いろいろな医者にかかったが、

問題を解決することはできなかった。

性生活では信じられないほど欲求不満が募り、

困難になった。

その結果、

他の関係まで悪くなってきた。

 

私たちはヴァージンから逃れるために週末旅行に出かけ、

パリのプラス・で・ヴォージュの近くのみすぼらしい小さなホテルに泊まった。

その夜、クリステンは性交渉を拒んだ。

私は彼女の拒絶を決して忘れることはなかった。

 

1974年頃になると、

我々の結婚生活はボロボロになっていて、

お互いに浮気を重ねていた。

私はこの遊牧民のような生活が気に入っていたが、

クリステンはもっと安定した関係を欲していた。

 

この頃のことを振り返ってみると不思議なのだが、

彼女が私を愛する以上に、

私は彼女を愛していたと思う。

私は他の女性とは一晩こっきりの関係にしていたが

クリステンが浮気をはじめると、

もっと深い関係にのめり込んでいった。

 

今でも覚えているが、

私は彼女を浮気相手の家まで車で送っていって

彼女にその家に入らないように頼んだ。

そして私は翌朝また彼女を迎えに戻り、

もう二度と行かないように頼んだのだった。

 

1974年の夏、

すべてから逃れて結婚生活を修復するために、

休暇に出かけることに決めた。

 

彼女はメキシコの海岸沖のコスメルを選んだ。

理由は、

そこには電話はなく、

ヴァージンの連中が電話をかけてこられないからだった。

 

我々は素晴らしい2週間を過ごし、

最後にユカタン半島に行った。

翌日私たちは海に出たのだが、

なんと嵐による海難事故に巻き込まれた。

私たちは嵐の海をほぼ3時間も泳ぎ、

なんとか岸にたどり着いた。

 

クリステンと私が浜辺に打ち上げられた時、

私たちはずっと一緒にいると誓ったが、

ロンドンに戻ると、

結婚生活はすぐにバラバラになってしまった。

それは初めにスタートしたところで終局を迎えた。

私のハウスボートの上だった。

 

ある日の夜、

私たちはデュエンデ号にケヴィン・エイヤーズ夫妻と一緒に夕食をとるため出かけて行った。

夜が更けるにつれて、

ケヴィンがクリステンに好意を抱き、

私はケヴィンの奥さんに興味を持つようになった。

私たちは二つの別々のソファーでおしゃべりをはじめ、

キスをした。

 

そしてケヴィンとクリステンは彼のベッドルームに消え、

彼の奥さんと私はソファーに残った。

二組のの隣人のカップルがお互いの寝室に入り、

お互いの妻とセックスをするというロアルド・ダールの小説さながら、

その夜クリステンとケヴィンとの間に何か驚くべきことが起こったのは明らかだった。

 

私の妻にとって罪のないおふざけととして始まったことが、

結果としてクリステンは私を捨てて、

デュエンデ号のケヴィンところに引っ越してしまった。

彼女がデュエンデ号に住むために行ったとすれば、

彼女は真剣なのだろうと私は思った。

 

数週間後、

彼らはヨーロッパへ旅行した。

私は戻ってきてくれるよう説得を試みたが、

彼女は拒絶した。

 

私は彼女の気持ちを変えさせようと無我夢中だった。

私は彼らを追ってパリ、マジョルカ島に行き、

その都度一緒に家に戻るようにと懸命に懇願した。

 

彼らがヒドラ島に向かったと聞いた時、

私は自分を抑えられなかった。

私は自分が傷つくことは承知の上で、

もう一度やってみるしかなかった。

 

クリステンは会いにきた。

私は彼女を見たが、

彼女の顔はピクリともしなかった。

私たちは港の近くのバーで惨めな会話をした。

そこで私たちはひどく泣いたので、

バーの主人はウゾーの代金を受け取ろうとしなかった。

クリステンは二人の間で絶望的に引き裂かれているように感じていたが、

到底一緒には住めない、

と最終的にいった。

 

私は彼女が階段を登って立ち去るのを見て、

彼女を失ったということを自分に言い聞かせた。

バーに戻ると、

ギリシャ人の主人がもう一杯ウゾーを注いでくれ、

私に腕を回した。

 

私はクリステンと別れ、

自分自身の生活を続けようと決心したのだった。」

 

 

以上、

これがリチャードとクリステンとの一連の出来事だ。

いや~非常にアメージングな出会いから、最後は重苦しい終わり方だった。

 

こんなことがもし仮に自分の身に起こったとしたら

果たして、正気でいられるのだろうか。。。

 

特にデュエンデ号での

ロアルド・ダールの小説さながらの情事以降の話は

私の常識の範疇を遥かに通り越している。

 

おそらく人間不信、もしくはうつ病になってしまう気がする。

こわいこわい。

 

今日はここまでとする。

本日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

次は最終章の物語、

彼の現在の妻でもある最愛の女性、

ジョーンとの出会いについてご紹介していく。

 

では。

 

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