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「僕たちに不可能はない」② リチャード・ブランソン著 - かんしゅーエンタープライズ
思考,  本の感想,  自伝,  起業

「僕たちに不可能はない」② リチャード・ブランソン著

2018年12月15~22日

RICHARD BRANSON

”SCREW IT,LETS’T DO ITEXPANDED”

「僕たちに不可能はない」

リチャード・ブランソン著

中村起子訳

 

 

「僕たちに不可能はない」の第2回目の感想だ。

 

前回は主に私の印象に残ったことを綴らせていただいた。

 

今回は本書に記されている大切にしておきたいキーワードを、

表題等から抜粋して記録しておく。

 

今後、自分も含め、誰かの役に立てば嬉しい。

 


 

よし。

では本書全15章の各章の冒頭に据えられているキーワードと、

読者を励ますキャッチーなリチャード節、

そして末尾の一文を紹介しよう。

 

これらの言葉はきっと私たちの力となってくれることだろう。

 

 

第1章  とにかくやってみよう!

 

・必ずできると信じよう

・目標を持とう

・全力で生きよう

・決して諦めるな

・準備は万端整えろ

・自分を信じよう

・何度でもトライしよう

・お互いに助け合おう

 

『この旅のすべてが、驚きの連続だった。

僕はそこから、実に多くのことを学んだ。

 

何かをやりたいとき、

ただそれをやるだけでなく、

十分に準備をし、

人を信じ、

仲間と助け合い、

そして絶対に諦めないこと。

これが重要なのだ。

 

旅から得たレッスンは、人生にも活用できる。

僕が得たレッスンを学ぶために、

ビッグ・ビジネスを始めたり、

気球で成層圏を飛んだり、

ボートで大西洋横断の記録を破らなくてもいい。

 

目標は小さくたって構わない。

スチューデント紙だって、

最初はとても小規模だった。

何しろ、学校の公衆電話から、広告枠を売っていたのだから。

 

もし、

あなたが何かをやりたいと思っているのなら、

迷わずやってみてほしい。

 

あなたのゴールが何であれ、

恐怖心を手放して飛び出さなければ、

一生成功することはないだろう。』

 

 

第2章  楽しもう!

 

・楽しもう、努力すればお金は後からついてくる

・時間を無駄にするな、チャンスをつかめ

・人生をポジティブに考えよう

・楽しくなかったら、次へ進もう

・リチャードが熱気球で世界一周という死と隣り合わせの旅に出る直前に彼の子どもたちに送った手紙の一文

「自分の人生を全力で生きなさい。

そして、

人生の一分一秒を余すところなく楽しんでほしい。

ママを愛して、

大切にしてあげてください。」

 

『誰もが人生一度は通る道だが、

それでも嫌いな上司の下で働かなければならないのなら、

そのことにいつまでも愚痴を言うのはやめよう。

 

人生にポジティブな見通しを持って、

うまくこなしていこう。

 

一所懸命働いて、

給料を稼いで、

友だちを作ろう。

 

仕事を通して知り合った人たちとの時間を楽しもう。

それでもまだハッピーになれないのなら、

仕事の時間と個人的な生活を分けてみてはどうだろう。

 

個人的な生活の部分で多くの楽しみを作り、

あなたの上司や会社は

「あなたの楽しみにお金を払ってくれている」

と考えてはどうだろう。

 

そうすれば、

よりハッピーに感じることができるだろうし、

人生と仕事の両方を楽しめるようになるだろう。』

 

 

第3章  大胆に行こう

 

・計算してからリスク取ろう

・自分を信じよう

・夢と目標を追い続けよう

・後悔しないようにしよう

・約束を守ろう

 

『人生、勝つときもあれば負けるときもある。

 

だから、勝ったときにはそれを喜ぼう。

 

負けても後悔するのはよそう。

 

後ろを振り返るな。

過去を変えることは不可能だけど、

過去から学ぶことはできるはずだ。

 

世の中の人全員が、

航空会社や鉄道会社を経営できるわけではない。

多くの人は、

もっと控えめな目標を持っていると思う。

 

あなたの夢が何であれ、

それに向かって突き進め。

 

ただ、

将来の予測が不可能なことに賭けをしているとか、

全てをコインの裏表に賭けているような場合、

つまりリスクに規則性がないとか、

あまりにリスクが予測不能な場合には、

注意が必要だ。

 

でも、

これだけは覚えておいてほしい。

 

安易な人生を選ぶ人は、

勝利をつかみとるという意味を、

一生知ることはない。』

 

 

第4章  自分自身に挑戦しよう

 

・目標は高く持とう

・新しいことをやってみよう

・努力を惜しむな

・自分自身に挑戦しよう

・リチャードの母と幼い頃のリチャードとのやりとり

「母が微笑んで僕に手を振り、叫んだ。

『リッキーならできるよ!』

『やったね、リッキー!』

『リッキーならできるって、分かってたわ』」

 

『作家であり登山家でもあるジェームズ・ウルマンがこう言った。

 

「挑戦は人類全ての行動の中核をなすものであり、

原動力でもある。

 

そこに海があれば、

我々はそれを渡るだろう。

 

病があれば、

それを克服しようとするだろう。

 

誤ったものがあれば、

それを正そうとするだろう。

 

記録があれば、

それを破ろうとするだろう。

 

そしてそこに山があれば、

我々はそれを征服するだろう」

 

彼の意見には心から賛同する。

 

僕たちは皆、

自分自身への挑戦を続けていかなればならないのだ。』

 

 

第5章  自分の足で立とう

 

・自分を信じよう

・夢を追い求めよう、でも現実を生きよう

・協力し合おう

 

『ヴァージンが再び非公開企業になった日は、

まるで、

モーターボートや気球で新記録を叩き出して

無事に帰還しような気分だった。

 

本当に救われた気がした。

再び、僕は自分の船の、

そして自分の人生の船長になったのだ。

 

僕は自分を信じている。

自分の、

仕事をする腕、

考える脳みそ、

そして愛することを知るハートを、

信頼している。』

 

 

第6章  一瞬を精一杯生きよう

 

・人生を愛し、全力で生き抜け

・一瞬一瞬を楽しもう

・人生について考えよう

・一瞬たりとも無駄にするな

・後悔するな

 

『僕が心がけていることは、

どんな人に対しても誠実であろうということだ。

 

時代が21世紀に突入しようとした新年の瞬間、

ラジオ4である牧師がこう話しているのを耳にした。

 

もし、

誰もが敵に対して友好的な態度を取ることができたなら、

世界はもっと快適で平和な場所になるだろう。

 

それに感銘を受けた僕は、

翌日、

長年の宿敵である英国航空のコリン・マーシャルに電話をして、

彼を昼食に誘った。

 

まさか本当に来るとは思わなかったが、

彼は招待に応じて姿を見せた。

 

そして、

国営宝くじ民営化への入札を行う団体のトップに就任してほしい、

という僕の願いを、

快諾してくれた。

 

食事が終わる頃には、

僕たちはとても良い友人になっていた。

 

たとえその相手が最悪の敵であっても、

壊れかかった人間関係を修復すること、

そして良い関係を築くことは、

人生にとって常に意義のあることだ。』

 

『未来ばかり見つめて生きることは、

過去だけを見て生きていくのと同じくらい無意味なことだ。

 

未来のことばかり考えて生きている人は、

満ち足りることは決してない。

 

そのような人は、

往々にして、

宝くじを引き当てるような目先の解決法を追求しがちだ。

 

もちろん、

お金は大切だ。

だが、

大切なことは、

お金は道具であって、

目的ではないということだ。

 

そして、

未来に計画していることと同じくらい、

あなたが生きている「今」は大切だ。

 

僕の手帳の予定表は常に数ヶ月先までびっしり埋まっているけれど、

生きている今という瞬間を

「生き切る」

こともまた大切だということを、

僕が経験を通して体得することができた。』

 

 

第7章  家族と友人を大切にしよう

 

・家族と仲間を最優先にしよう

・誠実であれ

・問題に真正面から取り組もう

・お金が、何か物事を「起こす」ためにある

・正しい人選をして、その才能に報いよう

 

『ビジネスをやっていく上では、

辛い決断をしなければいけない時もある。

 

もし航空会社を潰してしまったら、

何百人という人が路頭に迷ってしまうだろう。

 

あの5億ポンドがあれば、

航空会社は当分間安全だし、

新規事業を始める余裕もできる。

 

それに、

ヴァージン・ミュージックだって安泰だ。

 

僕たち全員が生き残ること、

 

これが一番大事なんだ。』

 

『もし、

何を一番信じるかと聞かれたら、

僕は迷わず

「家族」

と答える。

 

僕は、

家族に絶対の信頼を寄せている。

 

ときには家族がバラバラになることもあるかもしれない。

僕自身もそんな体験を通り抜けてきた。

 

家族と呼べる相手が全くいない人もいるだろう。

そんな人も含め、

誰しも人間同士の強いつながりが必要だ。

 

自分自身の足で立てと教えられてきた僕だけれど、

献身的な家族や友人たちがいなかったら、

到底ここまでやってこれなかったと思う。』

 

 

第8章  他人に対して尊敬の念を持とう

 

・常に他人に礼儀正しくし、尊敬の念を持とう

・正しい行いをしよう

・名誉を重んじよう

・すべての取引で公明正大を心がけよう

 

『目的を達成するために念頭に置いていることは何か、

と聞かれたら、

答えはいつも同じだ。

 

まずは法を犯さないこと、

そして

自分が法を犯していないことを

常にチェックすることだ。

 

あなたの名誉は、

あなたの全てだ。

 

もしあなたが駆け出しのビジネスマンで、

僕から何かアドバイスはないかと聞かれたら、

僕はこう言うだろう。

 

「取引では公明正大であれ。

ズルをしてはいけない。

でも、

ゴールは勝つことだ。」

 

このルールは、

個人的な生活でも応用できる。

 

そして僕のモットーは

「枕を高くして寝られなくなるようなことはするな。」

 

これは従っておいて損はないルールだ。』

 

 

第9章  ガイア資本主義

 

・世界をより良い場所にして次世代に手渡そう

・自分の力相当のことをやってみよう

・長い目で物事を見よう

・常に自分の行動が引き起こす影響を考えよう

・大きな勝利は小さな勝利の積み重ねである

・大問題には正面から立ち向かおう。放っておいてもそれは消えてなくならない

・状況を把握し、戦うか否か、戦うならどんな方法でいくかを考えよう

・最終ゴールを見失うな

・何かが間違っていたら、修正すればいいだけだ

 

『未来は、

僕たちが望むほどエコではないかもしれない。

 

でも、今、

欧州や米国、

極東の国々の企業が行動を起こせば、

これから訪れる激動の数百年間を、

人類が生き残ることができるかもしれないのだ。

 

エコ投資は、

企業によるお飾りのチャリティなんかではなく、

成功への動機付けであり、

人類の生き残りを賭けたものなのだ。

 

僕たちは、

次世代に世界をより良い形で手渡せるよう、

全力で努力しなければならない。

 

世界を救うことこそ、

僕たちが学ぶべき最大のレッスンだ。』

 

 

第10章 セックス・アピールについて

 

・ブランドを大切に、セクシーなものにしよう

・敵には常識的な対応を、でも勝つためには非常識になろう

・地道にやっていこう

・何をやるときでも刺激的な要素を忘れずに

・やらねばならないことがあったら、自分でやろう

・常識を破れ。だがリスクを取るなら、肝を据えていけ

 

『マーケティングの世界では、

良いブランドはセックス・アビールを持つと定義付けている。

 

顧客がそのブランド惚れ、

欲しがり、

結果として買う

という流れを持つということだ。

 

セクシーとは、

あなたが何歳であろうと、

若く、

トレンディで、

楽しく、

格好いいものを指す。

 

セクシーは、

絶対に、

かっこいい。

 

その意味で、

僕は、

ヴァージンが世界で一番格好いいブランドになって欲しいと思っている。

 

そのためだったら、

タイムズ・スクエアで吊るされようと、

エベレストの上を気球で飛ばされようと、

ヴァージン・ブルーの宣伝のために高度100フィートのヘリからバンジー・ジャンプして、100人のピチピチで美人ぞろいのライフガードで埋め尽くされたボンディ・ビーチに着席させられようと、

僕は一向に構わないし、

全然苦にならない。

 

『もしあなたが自分の会社を始めるなら、

自分のイメージをよく考えて、

どうそれをブランディングしていくしていくか練るべきだ。

 

「外へ出て、自分を使え」

 

このフレディーの言葉に勝るのものはない。

 

自分の製品に情熱を持っていれば、

他人にもそれを信じさせることができるはずだ。』

 

 

第11章 創造力を駆使しよう

 

・不可能なことは何もない

・クリエティブに考えよう

・既存のシステムは、神聖不可侵なわけではない

・勝つためにはルールを破れ

・得意分野で勝負しよう

・違う方法を見つけよう

 

『僕たちが成功してこられたのは、

顧客第一主義を貫き、

顧客が求めているものをコスト度外視で実現してきたからだ。

 

自分が提供しているビジネスを眺めて、

「自分が顧客の場合でも利用したいか?」

と自問自答して欲しいといつも話している』

 

『基本理念はいつも一緒だ。

 

諦めるな。

手の中の銃を離すな。

違うやり方を探せ。

 

効率性を求めるのは重要だ。

だが、

物事がものすごいスピードで動いている現代にあっては、

同じことを繰り返すことで輝きを失うより、

創造的で独創的、

新鮮であることの方が、

ずっと重要だ。

 

世界は変化しているのだ。

アイデアやそれを活かす機会は、

凄い速さで拡大している。

 

ときには、

アイデアが実現しないこともあるだろう。

調査を重ねた結果、

すべてのアイデアが優れているわけではないことを知るかもしれない。

ライバルの方がいいアイデアを持っていたり、

素早く行動することもあるだろう。

 

起業家たるもの、

間違いを犯したら認め、

とにかく前へ前へと進むべきだ。

 

うまくいかないアイデアがあったら、

それを通して、

どのタイミングで勝負に出るべきか、

または出ないべきかをそこから学べばいい。』

 

『僕たちが求めるのは、

エネルギー効率が良く、

長期間に渡って働いてくれるシステムだ。

 

これは、

21世紀の企業経営とビジネスの手法である、

ヴァージンの「ガイア資本主義」アプローチの一つだ。

 

たとえ経済的に負担増になっても、

人類の未来と地球の健康のためにはこの手法をとるべきだと僕は信じている。

 

僕たちはもちろん利益を上げる。

全く違う、

もっと素晴らしい方法で。

 

だが、

適切な手法を用いるよう注意を払わなくてはならない。

損失垂れ流しで経営したら、

いずれは破産の憂き目にあうし、

そうなると環境に注意を払わない誰かがその隙に入り込んできて、

ビジネスを奪ってしまうかもしれないからだ。』

 

『人類存亡の危機を回避するには、

創造性を駆使しないといけない。

 

やらなければならないことは、

二酸化炭素排出量を削減し、

究極的にはその割合を安全なレベルにまで持っていくことだ。

 

世界に害を及ぼすことなく働き、

そして幸せに生きることは、

別に不可能な話ではない。』

 

『創造性に溢れたやり方は、

ときに、

とんでもなく素晴らしい新しい機会を与えてくれることを僕は学んできた。

発明と科学のルネッサンスも、

創造力から生まれたのだ。』

 

 

第12章 何かいいことをしよう

 

・小さなことでもいい、世界を変えよう

・変化を起こし、他の人を助けよう

・害のあることはするな

・常に、自分が手助けできることは何かを考えよう

 

『僕が学んだ最大のレッスンは、

子供達にお手本を示しておけば、

彼らがそれを引き継いでくれるということだ。

 

世界中の人々が助け合うようになるには、

これしか方法はない。』

 

 

第13章 さあ、変身だ!

 

・スピードこそ、究極の強豪の武器だ

・その分野で一番乗りになれ

・今取りかかれ

・シンプルでいこう

・赤テープを断ち切れ

・油断するな

 

『競合が日に日に激化する世界では、

準備時間が限られている。

瞬きしている間に、

チャンスが逃げてしまうことだってある。

 

よりアイデアを得たら、

急いでそれを形にしよう。

注意深く、

だけどのろのろやっていてはダメだ。』

 

『この疾風怒濤の時代に僕が学んだことは、

むしろ、

長期的な視野を持つことだ。

 

アイデアをあたため、

一番ふさわしい時期にゴールに到達するために、

ふさわしい技術が現れるのを待つ。

 

宇宙旅行業と名付けた事業への参入が、

まさにそれだ。

 

独創的なアイデアが常にそうであるように、

僕がこのアイデアを得たのも、

全くの偶然だった。

 

だが、

革新的な進歩の多くは、

小さなことを違う角度から見ることから始まっている。』

 

『~省略~

これらすべてのことから、

僕はいくつかのレッスンを学んだ。

 

動かなればならない時は、

早く動けるように柔軟に適応すべし。

この場合「早く」は程度の問題だ。

 

時には、

アイデアをとろ火にかけてよく煮込み、

相応しい技術が生まれるのを待たないといけない。

 

また、

物事をシンプルにするのも大事だ。

システム的なアプローチがあまりに複雑になると、

人は往々にして行き詰まる。

そして、

現実のゴールを見失うのだ。』

 

『僕にとって、

スーパーマンは

常に未来の人だ。

そして、

僕の変わらぬ目標だ。』

 

 

第14章 若々しい心を持とう

 

・チャレンジするなら大きなものを選ぼう

・カジュアルでいこう

・議論を避けるな。たいていのものは交渉次第だ

・働くことを楽しもう

・自分のブランドのために正しいことをしよう

・カメラを向けられたら微笑もう

・「羊」の群れを率いるな。「猫」の軍団を作ろう

・弾丸のように突き進め

・小さいことはいいことだ

・常識的な、普通の人であれ

 

『ビジネスであろうと生活上のことであろうと、

若々しい心を持てば、

新しいことが起こり、

エネルギーを得ることができる。

 

僕はいつも、

未来のために自分を鍛えること、

そしてグローバルに考えることが大事だと思っている。

 

どこかの国でうまくいったことなら、

他の国でもうまくいくかもしれない。

 

文化の違いにつまずくな。

違いを生かして物事を組み立てよう。』

 

『ネルソン・マンデラ。

投獄されていた27年間のうち18年間、

ロッベン島で岩の破壊をさせられていた彼だが、

魂までは打ち砕かれなかった。

 

出獄し、

刑務所から船着き場まで続く埃まみれの自由への道を歩みながら、彼は、

胸にわだかまる苦い思いを解き放たない限り自由にはなれないと悟ったそうだ。

 

そして彼は、

ボートに乗るまでの短い間に、

自分を苦しめた敵を許した。

 

そうしなければ、

結局彼らに自分を破壊されてしまうからだ。

 

その瞬間、

彼は本当に自由になったのだった。

 

そして、

それこそが彼を偉大な人物へと脱皮させたのだ。

 

また、

彼はこうもいった。

 

「彼らは私の結婚を破壊した。

私は彼らから、肉体的、精神的な虐待を受けたのだ。

 

でも、

彼らだって私の思想と心を奪い去ることはできない。

私はその二つだけは決して手放さないと決心したんだ。」

 

そしてこう付け加えた。

 

「君も手放してはダメだ。」』

 

『タディ・ブレッチャー。

彼はほとんど一人で、

ヨハネスブルクに南アフリカ最初の無料大学を立ち上げた。

タディはこう言った。

 

「死の床に着いて、

自分の人生を振り返り、

『私の人生は果たして価値があったのか?』

と自問した時、

私は胸を張って

『あった』

と言えるように毎日を送る。」』

 

『起業するのにどんなビジネスを選べばいいかと聞かれたら、

僕は迷わずこう言う。

 

「何をやるにしても、

選ぶべきは自分のやっていることに情熱を注げるもの。

 

お金が全てになった時が、

次へ進む合図だ」と。

 

起業したら、

最初の数年間は、

世界中の問題を解決しようなどとせずに、

とにかく生き残ることに集中すべきだ。

 

そして、

資本主義のおかげで成功することができたら、

大事なことは社会に還元することだ』

 

『僕の両親が子供の頃の僕や姉にしてくれたように、

ただ一緒にテーブルに着いて、

会話をすることが、

人生の大きなターニング・ポイントになり得るのだ。

 

子どもたちには、

野生のキツネやライオンと同じように、

物事を教え道を示してくれる大人が必要だ。

 

僕は今でも、

母がいつもこう言っていたことを思い出す。

 

「リッキー、何もしないでゴロゴロしていちゃだめよ」。

 

僕の世代は、

単純に、怠惰に寝そべってテレビをだらだら見たり、ビデオゲームをしたりはしなかった。

 

大人と子どもの間のつながりは、とても強かった。

彼らが道を示してくれて、

僕たちはそれに従ったのだ。

 

今日の、

物事を友人から聞きかじったりするだけの子どもたちは、

まるで社会を漂う根無し草だ。

 

両親たちは、

政府が解決法を見つけるのを指を加えて見ていないで、

責任をきちんと分かち合うべきだ。

 

若者は、

莫大なエネルギーと良いことを行う可能性を秘めている。

一人たりとも見殺しにされるべきではない。

 

彼らこそが未来なのだ。

先祖が解決法を見つけられなかった、

もしくは多くの場合先祖によって作られてしまった問題の解決法を見つけ得るか否かは、

ひとえに彼らの肩にかかっている。』

 

 

エピローグ

 

僕がこれまで得たレッスンはすべて、

試練をくぐり抜けて学んだものです。

その中には、次のレッスンが含まれます。

 

・とにかくやってみよう

・否定ではなく、肯定を起点にしよう

・自分に挑戦しよう

・目標を持とう

・楽しもう

・変化を起こそう

・自分の足で立とう

・忠実でいよう

・目一杯生きよう

・冒険ないところに得るものはない

 

僕の一番好きな時間は、

ネッカー島で家族や友人たちと大きな卓を囲むハッピーで楽しい夕食の時間です。

 

この楽園の島こそ、

人生における僕の夢や目標の結晶です。

 

 

 

いかがだっただろうか。

かなり詰め込んだ内容となってしまったが、

今後の自分の人生を彩る宝の宝庫ではないだろうか。

 

彼がこうして伝えようとしてくれているメッセージをしっかりと心に刻み、

自分の描く最高の未来へと一歩一歩進んでいこう。

 

 

 

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